カルセドニー(CHALCEDONY)&アゲード(AGATE)&ジャスパー(JASPER)
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カルセドニーは水晶と同じ成分で出来ています。無色透明のロック・クリスタル、紫透明のアメシストなどと、半透明のカルセドニーが同じなんてちょっと以外ですが、カルセドニーは目に見えないくらいの小さな、小さな水晶の結晶が集まって出来ています。水晶の結晶が目に見えるのに対してカルセドニーの結晶は目では確認できません。
このような構造を『潜晶質構造』といいます。そして、色の縞目がないものをカルセドニー(玉髄)と呼び縞目があるものを『アゲード(Agate)』といいます。アゲードこの縞目の模様を利用してよくストーン・カメオで用いられています。

カルセドニーの種類
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カルセドニーの中でアップルグリーンを『クリソプレーズ』
赤色~オレンジ色を『カーネリアン』
ライト・ブルーを『ブルー・カルセドニー』と呼んでいます。


アゲードの種類
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赤味と白色の縞目があるアゲードを『サードニックス』と呼び、そのほかのアゲードは『○○(色)・アゲード』と呼ばれています。アゲードの名前で面白いのは、インクルージョン(内包物)が入り、その見え方によって名前がついています。
緑色の内包物が『コケ』のように見えるアゲードを『モス・アゲード』といいます。そのほかにも色々な内包物が色々な形で入り込んでアゲードをキャンバスに景色を作ります。特にその模様の美しいものは『ファンシー・アゲード』と称しとくに珍重されています。


ジャスパー
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内包物、不純物などが多く入り透明度が全くなく「不透明」になったものを『ジャスパー』といいます。3月の誕生石に指定されている『ブラッド・ストーン』はジャスパーに分類されます。
それ以外は模様を楽しむ宝石(観賞石)としてコレクションしている人もいます。


アゲート

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水晶、カルセドニー、アゲート、オパールは同じ成分から出来ています。その違いは結晶のちがいです。目に見える結晶に成長した宝石を水晶、目に見えない大きさに成長した宝石をカルセドニー、アゲート。結晶組織を持たなかった宝石がオパールになります。カルセドニー、アゲートの違いは色に縞目がないものをカルセドニー(玉髄)と呼び縞目があるものを『アゲード(Agate)』といいます。
アゲードこの縞目の模様を利用してよくストーン・カメオで用いられています。

リンク : アゲートの価値