<スポジューメン>

聞きなれない宝石名ですが、パープルっぽい可愛らしい色合いのピンクをしている宝石『クンツァイト』といえば分かりやすいかもしれません。クンツァイトのほかに鮮やかなグリーンの『ヒデナイト』も同じスポジューメンの変種です。そのほかにスポジューメンには、イエローの『トリフェーン』スポジューメンの変種です。色の変種だけでなく『キャッツ』・『バイカラー』もあります。

クンツァイト(KUNZITE)
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クンツァイトは、アメリカの宝石学者(George Frederick kunz)が名前の由来です。クンツァイトは、自然光で退色する可能性がある宝石ですから『ナイト・ストーン』として使用したほうがいい宝石です。


ヒデナイト(HIDDENITE)
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色の薄いクンツァイトもしくは、色の薄いスポジューメンを『放射線処理』し、グリーン着色したものを『ヒデナイト』として販売している業者もいるので注意が必要です。この着色したスポジューメンは『自然光』ですぐに退色します。本来のヒデナイトは、クロム着色ですから『自然光』では退色しません。


トリフェーン(TRIPHANE)
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イエロー~グリニッシュ・イエローのスポジューメンに対して付けられた名前ですが、現在では、たんにイエロー・スポジューメンとよんでいます。