タンザナイト
(Tanzanite)
<タンザナイト>
『タンザナイト』という名はアメリカの有名宝石店が産出国の
タンザニアにちなんで付けた商品名で正しくは、
『ブルーゾイサイト』という宝石名を持っています。
しかし広く一般的にタンザナイトの名の方が知れわたった為
この名で呼ばれるようになりました。
発見されたのは1967年頃で比較的新しい宝石といえますが、
その魅力的なブルーの石は人々を魅了しあっという間に人気の宝石となりました。
この石の特徴は見る方向によってブルーに見えたり
バイオレットに見えたりする多色性という性質が顕著に見れることです。
その色合いサファイアとはまた違ったブルーカラーで私たちを魅了します。
<タンザナイトの特徴>
タンザナイトは観察する角度(多色性)、もしくは光源の違い(カラーチェンジ)により
色が違って見える特徴のある宝石です。
またその変化する色がとても美しく宝石のクレクターでなくても興味をそそられます。
多色性の色の変化を確認したい場合は、タンザナイトの観察する角度を変えればいいのですが
一定方向で色の変化を観察したい場合には偏光板を用いるとよいです。
偏光板とは1方向に振動する光しか通さないレンズです。
多色性の顕著な宝石を確認するときに用いると便利です。
偏光板を通してタンザナイトを見るとブルー系の色が確認できた場合は
偏光板を90度回転していくと赤味かかったパープル系の色が確認できます。
赤味がかったパープル系のタンザナイトが確認できると
90度偏光板を回転してゆくとブルー系のタンザナイトが出迎えてくれます。
色の変化はペンライトでも確認出来ます。
それぞれ同じように色の変化が確認できますが変化の原因は多色性とカラーチェンジです。
上の写真はバイオレット・ブルー
下の写真はパープリッシュ・ブルーに変化した写真です。
バイオレット・ブルー〜パープリッシュ・ブルーに変化するのがわかります。
アンダリュサイト、グリーン・トルマリン、アイオライト、タンザナイトの宝石ははじめての方でも容易に偏光板を使って色の変化(多色性)がわかります。慣れて来ると同じ青色系の宝石『ブルー・サファイア』・『タンザナイト』・『アイオライト』のそれぞれの変化する色の違いによりこれらの宝石を区別することもできるようになります。
お取り扱い
宝石としての耐久性は持っていますが抜群に強いとはいえません。
また超音波洗浄機での洗浄は割れることもあるので専門のプロに相談しましょう。
紫外線にさらすと退色する可能性がある石なのでご使用後は
ケースなどに入れ日の当たらない場所に保管してください。
処 理
原石のままできれいなブルーをしているものは少なく、一般的に加熱処理がされています。
