類似石 (5)
<黄緑色の宝石(類似石)>
黄緑色の宝石の代表はやはりペリドットでしょう。
8月の誕生石に指定されている宝石でもあり
とても有名な宝石です。
そして、通常よく見かける色はグリーンですが
トルマリンの黄緑色もよく見かけます。
スフェーンも黄緑色があります。
スフェーンも色の範囲がありますが今回はペリドット
に近い色をアップしました。
<ペリドット>
写真のペリドットは知人がカンボジア(プノンペン)
で買ってきてくれたお土産です。
道を歩いていたら路上で売っていたそうです。
知人は全く宝石は知りませんし興味もないですが
わたしがこの仕事をしているのでなんとなく買い求めたそうです。
なんの宝石かも判らなかったのですが「天然ペリドット」でした。
鑑別後、プレゼントしてくれました。
<トルマリン>
トルマリンにもペリドットに似た黄緑色があります。
先程のペリドットと比べるととてもよく似ています。
トルマリンは濃い目の緑色がよく出回っていますが
このようなトルマリンもなかなかいいでしょう!!
でも少しトルマリンっていう感じじゃ~ないですが・・・
因みにトルマリンにはほとんどの色があります。
類似石としてほとんどの宝石にノミネートされます。
鑑別の特徴としては多色性とダブリングです。
<スフェーン>
スフェーンにしては少し色が薄いですが、
ペリドットに似た色のスフェーンがあることを
覚えておいて下さい。
スフェーン
ペリドット
トルマリン
この順番は屈折率の高い順です。
写真では、はっきりわかりませんが、
実物では、宝石の『テリ』は屈折率の低い方が
よく輝いています。
おもしろい黄緑色のサンプル・ストーンです。
<クリソベリル>
鉱物学的にまだ確立していなかった時代
ベリル、クリソベリル、ペリドットはその色合いが
近いことから混同されていました。
クリソベリルの和名は「金緑石」ですが
「金色の緑柱石」を略して名づけられたと思います。
すなわち「金色のベリル」を意味しています。
