淡水真珠ではなく

湖水真珠と呼ばれる真珠2

 

淡水真珠と湖水真珠は同じ真珠だと思っていませんか?

安価な真珠の代名詞だと思っていませんか?

アクセサリー用のシワシワの真珠だと思っていませんか?

中国から大量に入って来るありふれた真珠だと思っていませんか?







③色について    その1



黒真珠は、ピーコックカラーと呼ばれる緑色のテリをした黒、アコヤ真珠は、ほんのりピンクのテリをした白色、南洋真珠は、純白の色合い、と言う様にそれぞれの真珠には、それぞれの色のベースがあります。
そして、そのベースの色からかけ離れた色もまた楽しまれてきました。例えば、黒真珠は、薄いグレ-からチョコレート色、アコヤ真珠はイエロー、ブルー、南洋真珠はゴールデンなどです。このような、カラーバラエティーも楽しめる海水産真珠に比べ従来の淡水真珠は、染色が多く本来の色を楽しむと言う考えからは、程遠いものでした。
現在、母貝として使用されている三角帆貝には、驚くほどのカラーバラエティーがあります。勿論、染色ではなく天然の色として存在します。ホワイトを初め、オレンジ、パープル、ピンク、ゴールドなど細かく分類すればきりがないぐらいです。
特にほかの真珠では見られないのが、メタリック系です。
これが、本当に天然の真珠の色なのかと疑うほどです。これまでの、淡水真珠のカラーイメージではなく、湖水真珠は、新しいナチュラルカラーの魅力として海水産真珠以上に我々を楽しましてくれるようになりました。




③色について    その2



湖水真珠は、色の範囲が広く我々を楽しませてくれるには充分過ぎるほどあります。ですから、洋服に合せて楽しむことも、ジュエリーとしてデザインを楽しむこともできます。ひとつひとつの真珠としては、申し分ない真珠ですが、ひとつだけ難点があります。それは、連相です。
ネックレスの場合は、多くの珠を集めて色・形・テリ・大きさを揃えて連を組むわけですから、大変な作業になります。天然の色の範囲が広すぎると微妙な色の変化がかえって厄介な問題になります。
ですから、連を組む作業は、膨大な量の真珠が必要になり、時間も要します。
それでも、カラー真珠の場合は、どうしても合せられにくいのが現状です。


湖水真珠の場合は、白系のネックレ(写真)はともかくファンシーカラーの場合は、連相にこだわるよりナチュラルカラーがおりなす不思議な魅力を楽しむ方が自然なこだわりかも知れません。
なぜなら、ジュエリーは宝石の本来の魅力を引き出し身に付けるものですから・・・




色についてのまとめ

  • 多彩な色がある・・・主な色

  •           オレンジ系・・・・・・・・60~70%
              パープル(ワイン)系・・・10~20%
              ホワイト系・・・・・・・・10~20%


  • 特殊な光沢・・・ピーコック調(ブルー・グリーン・ワイン)

  •                          孔雀の羽根に例えられる様な輝き方
                        ・・・メタリック調(イエロー・ゴールド)


    多彩な色・特殊な光沢が楽しめる湖水真珠は、これまでの真珠の枠を超えた感覚を持つ宝石といえるでしょう。
    調色を施し、ある程度色調を揃えてから「連相」を組んでいるアコヤ真珠と違い、多少「連相」がスッキリしないのは、天然色のご愛嬌と思えます。




    色についての考察(色の要因)

  • 養殖母貝の個体差
  • 挿入ピースを採った貝の個体差
  • 貝の年齢
  • 貝の体調
  • 母貝そのものの要因(環境の調整・母貝の改良をおこなっている)
  • 水質・日光・栄養状態などの生活環境・自然環境




  • 処理

  • 白系は漂白されたのもがほとんどで、問題は過度の漂白加工が行われていると、珠の劣化が著しいことである。
  • 光沢の劣るものは、ワックスでコーティングした加工が行われている。
  • 色のはっきりした珠は、ナチュラルで生かす方向で選別が行われている。
  • 湖水真珠は真珠層だけで真珠を形成しています。
  • その為、成長するまでに永い年月を要します。
  • その間、漁場をかえたり、環境をかえたりする為に真珠の色や巻きの具合がかわります。
  • だから、なんとも言えない中間色や濃い色の真珠が産まれます。