宝石鑑定士の小道具

<便利な鑑定士の小道具>



  • ルーペ



  • 宝石用のルーペは3枚あわせの収差のないものが使われています。
    単レンズのルーペに比べて高価ですが
    一生物ですからいいものを持った方がいいと思います。
    写真のルーペは10倍ルーペと20倍ルーペです。
    宝石業者が持っているのは10倍ルーペです。
    ダイアモンドのクラリティー・グレードの基準が10倍で
    ダイアモンドを見たときと定義しているから都合がいいのです。
    また、写真の20倍ルーペですと焦点距離が短くなり使いづらいです。
    20倍のほうがよく見えるだろうと思いがちですが
    10倍のルーペのほうが断然便利です。




  • ポインター



  • この『たこ焼き』に使う道具は
    ポインターといいます。
    顕微鏡を見ているときゴミかインクルージョンか
    判断が出来ないときなどちょっと突きます。
    また、ピンセットで宝石をつまんでいる時
    他の方向を見たいときにこのポインターを使って
    宝石を回転させます。
    指で宝石を回転すると指紋がつくからです。




  • 仮 枠



  • 鑑定士が使うより宝石店(小売)さんがよく使います。
    この道具に宝石をつまみセット状態の雰囲気をみたり
    宝石をみたりします。
    ピンセットだと少し熟練がいりますが
    この『仮枠』は使用が簡単だから便利な小物です。






  • ツイザー



  • 宝石をつかむのに使います。





    ひろげます。









    つかみます。











  • ピンセット



  • 宝石用のピンセットはしっかりしています。
    自分の握りに合う物を選んでください。
    慣れないうちはダイアモンドをはさんでいて
    よく飛ばします。
    数メートル飛ばした生徒さんもいました。
    高価で贅沢な大会はピンセットでどれだけ遠くに
    ダイアモンドを飛ばす競技だと思います。



  • マイクロメーター



  • 宝石の寸法を測る道具です。
    0.01㎜まで測ることができます。
    もろい宝石もあるので慎重に・・・







  • レバリッジ・ゲージ(Leveridge gauge)



  • 宝石の寸法を測る道具です。
    球形の宝石や真珠も簡単に測ることが出来
    さらに、芯が立っていますから
    枠ににセットされているルースも測ることができます。
    なかなかの優れものです。







  • テーブルゲージ



  • ダイアモンドのテーブル(ダイアモンドカット石の一番大きなファセット面)
    を測るときに使います。
    写真に写っているメモリは1cmです。
    0.1㎜までメモリがありますから
    0.1㎜以下は目測で測ります。







  • シャーレー



  • 理科の実験によく出てくるようなシャーレーも
    宝石鑑定にはかかせません。
    このシャーレーのなかに特殊な液を入れ下からライトを照らし
    宝石の内包物(インクルージョン)を見やすくし
    確認などをします。