象牙(Ivory)・マンモスの牙

<象牙(Ivory)>



宝石ではないけれど象牙も鑑別に何回か持ち込まれてきました。
どこの宝石鑑別機関でも、象牙の鑑別データは持っています。
また、宝石店のセミナーでもときどき象牙の質問がでてきます。
私も知らないうちに『象牙』をコレクションしていました。
「『象牙』とはなんでしょう?」と問えば
「象の牙」と答えるのが普通です。
正解です。
でももっと厳密に答えるなら、『象の歯』です。
『牙』だから、『犬歯』と思いますが、実は『門歯。前歯』です。
象牙には『ニセモノ』『類似品』が多く出回っています。
『象牙』は象の前歯ですから『象の骨』とか
『他の動物の歯・骨・角』では象牙と言って販売してはいけません






<ワシントン条約>



象牙はワシントン条約により保護されています。
象の絶滅を防ぐための条約です。
象牙と同じ『素材』のマンモスの牙は現世のものではなく『化石』です。
従って、ワシントン条約に触れることなく手に入れることが可能です。
『象牙』と『マンモスの牙』の鑑別が重要になります。


およそ500万年前の『メリテリウム』が象の祖先です。
その頃、人もサルでした。


化石である『マンモスの牙』の方が宝石らしくて私はすきです。