宝石の条件
<宝石ってなんだ?>
道に転がっている「石ころ」、「浜辺の砂」手に取ってじっくり見つめてください。
少しですがキラキラしていませんか?
実は、その部分は宝石なのかも知れません・・
「浜辺の砂」は水晶と言って宝石の仲間です。
でも、旅に出て思い出が入り込んだものでもない限り持って帰って宝石の様に大事にしませんよね。
宝石なら誰もがひと目見ただけで心引かれますが、石ころはひと目見られるどころかほとんどの人は、見向きもしません。
例え見たとしても蹴られるのがおちです。
じっくり手に取る人はごく限られた職業の人、もしくはコレクターぐらいです。
鉱物は、分類方法にもよりますが約3000種あると言われています。
しかし、宝石は鉱物であるにもかかわらず宝石店で見かける種類はほんの数種類です。
誕生石ですら20石です。
知っている宝石に限定すれば、ぐんと少なくなり一般の男性ならダイアモンドだけかもしれません。
このように考えると宝石とは、選びぬかれた鉱物と言えるではないでしょうか。
では、宝石として選ばれるための条件とはどんなものでしょう。
1)美しさ
A)色
B)透明度
C)光沢
D)特殊効果
2)耐久性
A)硬度
B)じん性
C)科学的安定性
3)希少性
*カット
みんなが美しいと思うものが美しいのではなく自分の好きなものが美しいのです。
まず、宝石になる為の第一条件は美しい事です。
美しさは人間の憧れです。
美しくなければ手にしたいと思いませんから宝石としての第一条件に挙げられます。では、宝石の美しさとは何でしょう?まず真っ先に人の目に飛び込んでくるのが色です。
色の美しさです。
人はそれぞれ自分の好きな色があり、個人の好みは違いますが、絶対的に好まれるのは鮮明な色です。
例えば、レッド、グリーン、ブルー、イエロー、オレンジ、といった色にグレーがかっていればやはり避けられるでしょう。すなわち、純粋な色が好まれます。
例外は、パパラチャ・サファイアぐらいです。
宝石には、それぞれ代表の色がありその代表の一番鮮明な色合いが一番高価なようです。
色の好き嫌いはありますが、宝石はあくまでも個人の好みですから価格ではなく、美しさを感じたなら手に入れるべきものだと思います。
美しさについて色の次は透明度でしょう。
ダイアモンド、ルビー、エメラルド、サファイアなどは単結晶で成長する宝石です。
この様に目に見える大きさの結晶で成長する宝石は成長する永い年月の間何事も無く純粋にすくすくと育てば透明ですが成長する段階において、内包物が入り込んだり、ひどいときは亀裂が入ったりします。ですから本来は、透明石でも半透明~不透明の宝石になってしまいます。透明であるべき結晶の宝石は、不透明であればあるほど価値はさがります。
多結晶の宝石も例外ではありません。目では確認できないほどの小さな結晶が集まって出来た宝石で代表石に翡翠があります。翡翠は小さな粒が集まって出来たものですから本来、半透明~不透明の宝石です。エメラルドの様にまったくの透明は存在しません。
しかし、自然とは面白いもので翡翠の小さな粒が整然と並んでいるものがあります。
過酷な条件で育ったにもかかわらずに・・です。まったくの透明ではないですが素晴らしい透明感です。
ひと目見て感動を覚えるこの翡翠は、「琅玕」と呼ばれています。
漢字の通り「光が沢山」と書いて光沢。一言に光沢と言っても人が感じる光沢には種類があります。
金属光沢、ガラス光沢、絹糸光沢、蝋光沢・・・それぞれ物質により感じる光沢が違う訳です。
ルビー、サファイアの様な透明宝石では、ガラス光沢の輝き方を感じるはずです。
表面からの光、内面からの光、その両方の輝きを受け取っています。
